目隠しフェンスはたくさんあって選びにくい!
道路やお隣の敷地から、お庭や家の中への視線をカットするのに有効な目隠しフェンス。
近年、設置をご検討中の方が増加しています。
各メーカーからも様々な素材やデザインで商品が発売されていますが、たくさんの種類の中から、自分の好み、ニーズに適した商品を探し出すのはとても大変です。
それぞれのカテゴリ(素材)の目隠しフェンスはどう違うのか?
同じカテゴリのフェンスだとイメージ画像が似ていて選びにくい
そんなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
そこで、今から目隠しフェンスをご検討の方が商品選びをされる際に、少しでもお手伝いできるような情報を発信させていただきます!
第一回は、「アルミ目隠しフェンス編① アルミ目隠しフェンスはどんな人におすすめ?」です
アルミ目隠しフェンスは、フェンス本体、柱がアルミ形材で作られた目隠しフェンスです。
フェンス本体パネルが組みあがった状態で出荷されるため、現場では建てこんだ柱に固定部材を使って本体パネルを固定するだけと、比較的施工の手間が少ないです。
また「ラッピング形材」といって、アルミ形材の表面に木調などのカラーが施されたシートを張り付け仕上げられた商品もあり、カラーバリエーションも増加しています。
そんなアルミ目隠しフェンスをお勧めしたい方は
・スタイリッシュなデザインや、無機質な印象のデザインがお好きな方
・フェンスの経年劣化が気になる方
・ほかのエクステリア商品や住宅建具との統一感が欲しい方
・なるべく工期を短縮したい方
・ブロック積上にフェンスを建てたい方
逆にアルミ目隠しフェンスがあまり向いていない方は
・ナチュラルデザインや自然素材がお好きな方
・フェンスのデザインやサイズを自由にカスタマイズしたい方
・他とはちょっと変わったカラーのフェンスをしたい方
・地面から独立施工でフェンスを建てたい方
アルミ目隠しフェンスのメリット
①経年劣化が少ない
アルミ形材製のフェンスは、他の素材(樹脂や天然木)と比較して、気温や湿度、日光、雨風の影響を受けにくく、色あせしたり、割れたり腐ったり、熱の伸縮でフェンスの反り曲がりが起きたり、といった経年劣化が生じにくいです。
②統一しやすいカラー
アルミ目隠しフェンスのカラーバリエーションは、それぞれのメーカーごとに設定されたアルミカラーやラッピングカラーになります。
そのため、フェンス以外のカーポートや門扉、また住宅の玄関ドアや窓枠サッシなどにご採用されているメーカーと同じメーカーのアルミ目隠しフェンスをチョイスすると、カラーのそろった、統一感のある外観を演出できます。
③省施工
樹脂目隠しフェンスや木製の目隠しフェンスだと、現場でフェンスの板材一枚一枚を柱に取り付けていく必要があり手間がかかるのに加え、取り付けの位置がずれないよう慎重に作業する必要があります。
対してアルミ目隠しフェンスは本体パネルが組みあがった状態で現場に届きます。そのため、施工現場では柱を立ててそこに本体パネルを取り付けていくだけで設置ができます。そのため現場での施工の手間が樹脂フェンス等と比較し軽減され、工期も短い傾向にあります。
アルミフェンスのデメリット
①デザインは規格品のみ
アルミ目隠しフェンスのデザインは各メーカーが規格で展開しているバリエーションの中から選ぶことになります。上述のように本体パネルが組みあがった状態で出荷されるため、フェンス板材の幅や間隔をカスタムしたり、ちょっと変わったデザインにしたい、といったご要望にはお答えできません。
その代わり、規格品のため現場現場によってフェンスの出来上がりの完成度が違う、といったトラブルは起こりにくいメリットもあります。
②カラーバリエーション
ほとんどの場合、アルミカラーでブラック、ブロンズ、シルバー、グレー、ホワイトの展開と、ラッピングカラーで外観のなじみの良い3~5色程度の木調カラー展開が多いです。もちろん、これらのカラーバリエーションでも十分色選びの選択肢は広いのですが、どのメーカーも似た色味ですので、「ちょっと変わった色味が欲しい!」「パキッとしたアクセントカラーを入れたい!」というご希望がある場合は樹脂フェンスの方がおすすめかもしれません
③サイズバリエーション
デザインと同様にサイズ展開も各メーカーの規格で決まっており、フェンス一枚の横幅は大体2m程度、高さは60㎝~140㎝で20㎝刻みの展開となっていることが多いです。横幅はカットが簡単にできる場合が多いのですが、高さサイズは調整が難しいことが多く、細かく高さを調整したい場合には不向きです。
また60㎝~140㎝のサイズの場合、ブロック積上に設置することがメインとなります。独立施工(地面に直接柱を立てる)に向くそれ以上の高さのサイズの商品もありますが、多くの商品の場合、高さを高くしたい場合は「多段張り」仕様にするため、フェンスの上下のつなぎ目が目立ってしまいます。そのため、独立施工でフェンス高さ160㎝~220㎝くらいのサイズをご検討の場合は樹脂フェンスや木製フェンスの方がおすすめかもしれません。
ただし、高さ240㎝を超えるようなフェンスの場合はアルミ製の「スクリーンフェンス」などの商品でのご対応となる場合が多いです。
今回はアルミ目隠しフェンスの特徴をメインにご紹介しました
目隠しフェンス工事をご検討の際は、ぜひ一度当店へご相談ください!